開発事例
ビル空調/照明スケジュール運転・監視
システム概要
- ビル空調/照明の運転スケジュールや設定値(目標温度など)を予め登録しておきます。
- 登録されたスケジュール/カレンダーに沿って、設定値、運転信号をサーバPCから制御盤PLCに書き込みます。(手動に設定中の機器は書き込みスキップ可能)
- 機器運転状態(RUN/STOP,ON/OFF)、計測値(室温等)、アラーム信号をサーバPCに取り込み、監視画面にリアルタイム表示します。(状態監視、アラーム一覧)
- 分析用にデータを蓄積し、表示します。(トレンドグラフ表示、CSV出力)
システム構成
導入効果・ポイント
- スケジュール運転(曜日毎や特定日付指定)が可能なので、日々の設備運転/停止業務を自動化できます。冬用/春秋用/夏用などのスケジュール管理をしておき一括切替できるので、季節ごと作業の手間が省けます。
- オフィス内の監視用PCから、全域の「空調運転」「照明点灯」の状況をリアルタイムに確認できるので、異常発生に、いち早く気付きます。
- 蓄積されたデータは、故障原因の特定や、より効率的(省電力・省エネ)なスケジュールの作成に役立ちます。
- 特定の設備は、運転時間を積算して画面表示するので、設備の交換(予防保全)計画を立てられます。
開発環境
OS | Windows10Enterprise LTSC |
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SCADA開発・実行環境 | FA-Panel6 |
運転スケジュール管理 | Schedule10 |
PLC | MELSEC PLC(SCADA通信の相手側) |